自民党府連で候補者のとりまとめをしている党府議団の朝倉秀実幹事長は産経新聞の取材に「橋下氏が候補リストに入ってはいる。数日前に本人に会った」と認めたが、「出馬の了承はしていない」と話した。
党府連会長の中山太郎衆院議員も取材に対し「橋下氏は断っている。『本命』なら僕のところに連絡が入るはずだが、聞いていない」として出馬の動きを否定したが、党本部の幹部が接触している可能性は認めた。しかし、前々回の知事選で党本部と府連が別候補を立てた教訓から今回は府連と本部の「ねじれ」がないよう申し合わせており、党本部主導の候補者擁立は「ない」と断言した。
一方、この日午前、大阪市北区にある事務所に橋下氏はおらず、取材に応対した女性スタッフは「知事選に出るという話は聞いていない。本人は大阪にいるはずだが、裁判書類作成のために『缶詰』になっていて、連絡をとれる状態にない」と説明した。
府知事選をめぐっては、自民、民主、公明で先月下旬から相乗りの統一候補を模索する動きが強まり、太田氏の選挙運動母体だった連合大阪も加わる見通しになっている。これに対し、民主は先月下旬に政党相乗り禁止方針を打ち出した小沢一郎代表が府連に改めて独自候補を要請。しかし、3党の府議団では、政策評価が異なっていた太田氏が3日に出馬断念したことで、統一候補に傾いており、自公・自民と民主が対決する中央政界とは違う様相をみせている。
また、統一地方選、参院選、東大阪市長選、大阪市長選と続く「選挙の年」に疲れを漏らす声もあり、告示1カ月前の10日をめどに浮かんでは消える候補者を一本化するため調整が続いている。
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橋下弁護士側「大阪府知事選出馬しない」 自民は接触認める